「デスクが狭い…」
「首や肩がつらい…」
そんな在宅ワーカーの“あるある悩み”を、たった1つのアイテムが解決してくれるとしたらどうでしょう?
それが モニターアームです。
「本当に必要?」「ちょっと面倒そう…」と思っていたわたしが、実際に導入して感じたのは、作業効率・姿勢・集中力のすべてが劇的に変わったという実感。
机の上が広くなり、画面の高さを自由に調整でき、視線移動もスムーズに。
結果、疲労もストレスも激減し、「なんでもっと早く使わなかったんだろう…」と後悔したほどです。
この記事では、そんな体験をもとに、
- モニターアームのメリット
- 選び方のポイント
- おすすめモデル
- よくある悩みとその解決策
などを、リアルな使用感を交えてお伝えしていきます。
「在宅ワークの快適さを本気で上げたい」方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
在宅ワークが劇的変化!?モニターアームを導入してわかったこと
「机が狭くて作業スペースが足りない」
「長時間のPC作業で首や肩がつらい」
そんな悩みを抱えている在宅ワーカーにこそ、モニターアームの導入は大きな変化をもたらします。
かくいうわたしも、当初は“別になくても大丈夫じゃない?”と半信半疑でした。しかし実際に使ってみると 「なぜもっと早く使わなかったのか…」と本気で思うほど感動したのです。
導入前:「狭い・疲れる・片付かない」の三重苦
以前は、27インチモニターを純正スタンドでそのまま設置していたため、
- モニターが机の奥を占拠
- 高さが合わず首が下がる
- ケーブル類が邪魔で掃除が面倒
という「地味にストレスが溜まる環境」でした。
導入後:「スペース・視線・集中力」すべてが改善!
モニターアームを使ってからは、高さ・角度を自分のベストポジションに合わせられるようになり、首や肩の負担が大きく軽減。
さらに、モニター下のスペースが空いたことで…
- 書類やガジェットを置けるスペースが確保できた
- ノートPCとモニターの“視線の移動”が自然になり、作業効率がUP
- モニター下まで掃除機が届くようになり、デスク周りが常にスッキリ
と、日々の作業環境が一段と快適になりました。

モニターアームは見た目のスマートさだけでなく、集中力・姿勢・清潔感まで連鎖的に整えてくれる“隠れ神アイテム”です。
この記事では、そんなモニターアームの選び方やおすすめモデルを、詳しくご紹介していきます。
初心者向け|モニターアーム選びの5つの基本ポイント
モニターアームは「見た目がスッキリするだけ」と思われがちですが、実は選び方ひとつで快適さも使いやすさも大きく変わります。
ここでは、初めてモニターアームを導入する方に向けて、失敗しないための5つの基本ポイントをご紹介します。
取り付け方式の違い(クランプ式/グロメット式)
モニターアームを机に取り付ける方法は主に2つあります。
方式 |
特徴 |
向いているデスク |
---|---|---|
クランプ式 |
机の天板を上下から挟み込む |
厚みが1〜8cm程度の一般的な平机 |
グロメット式 |
天板に穴をあけてボルト固定 |
配線穴がある/DIY可能なデスク |
初心者には「クランプ式」がおすすめです。穴をあける必要がなく、工具1本で簡単に取り付け可能です。
ただし、机の奥行きが狭い/天板が極端に厚い/凹凸がある場合は取り付けできないこともあるので、事前にデスクのサイズを測りましょう。
耐荷重・対応モニターサイズは必ず確認
モニターの重さやサイズとアームの対応範囲が合っていないと、アームが下がってくる・傾く・最悪落下の危険も。
必ずチェックしたいポイント:
- モニターの重さ(kg)
- モニターのインチ数(例:27インチ)
- アームの耐荷重(例:2〜9kg対応)
- モニター背面のVESA規格(例:75×75mm、100×100mm)
対応ぎりぎりの重量は避けて、余裕のある耐荷重モデルを選ぶのが安全策です。
可動域で“調整のしやすさ”が決まる
モニターアームの魅力は、「モニターの位置を自由に動かせる」こと。
とはいえ、可動域の広さや動かし方にはモデルによって差があります。
チェックしたい可動域:
- 上下昇降(高さ調整)
- 前後スライド(目との距離調整)
- 左右首振り(角度調整)
- 回転(ピボット)(縦画面にもできる)
特に在宅で立ち作業・座り作業を切り替える人や、画面を縦にしてSNS管理・ライティングをする人は可動域が広いアームが便利です。
シングル or デュアルどっちがいい?
アームには、1枚のモニターを支える「シングルタイプ」と、2枚を同時に設置できる「デュアルタイプ」があります。
種類 |
メリット |
注意点 |
---|---|---|
シングル |
設置が簡単/価格も手頃 |
将来的にモニターを増やすと再購入の可能性も |
デュアル |
作業効率UP/一体型で省スペース |
少し重く設置が複雑になるケースも |
基本的にはモニター1台のみの使用なら、シングルのもので問題はないでしょう。
ただし「今はシングルだけど、将来的にデュアルにしたい」なら、デュアル対応アームで1枚だけ使う選択もアリです。
配線整理のしやすさ・デザイン性もチェック
モニターアームは“見た目”にもこだわりたいガジェット。特に、配線がごちゃつくとスマートさが半減してしまいます。
チェックポイント:
- ケーブルを収納できる「ケーブルガイド」付きか
- アームの形状が直線的でスッキリしているか
- 色はブラック/シルバー/ホワイトなど、デスクとの相性を意識

私の場合、「配線が隠れるだけで一気に仕事感が出て集中できた」という実感もありました。
目的別で選ぶ!おすすめモニターアーム
マルチに使えるモニターアームはこれ!
モニターアーム シングル ガススプリング式 13~32インチ対応
省スペース化と姿勢改善を両立できる、ガススプリング式のモニターアーム。
13〜32インチ・最大9kgまでのディスプレイに対応し、自在な高さ・角度調整が可能です。
クランプ/グロメット両対応で設置もスムーズ、動きもなめらかで、目線が自然に上がり首や肩への負担を軽減できると期待できます。
さらに5年保証&耐久性も◎で、初めての導入にもおすすめの1本です。
対応モニターサイズ | 13インチから32インチまで |
---|---|
最大荷重 | 2〜9kgまで |
調整範囲 | 最大高さ:410mm 最大伸幅:530mm |
取り付け方式 | クランプ式・グロメット式の2種類 対応デスク厚さ:10〜90mm |
カラー | ブラック・ホワイト |
価格 | ¥6,290(税込) |
ワイドモニターに使えるゲーミング仕様
27〜49インチの大型モニターに対応し、ゲーミングやマルチタスク環境に最適なハイエンドモデル。
上下・前後・左右の自在な調整に加え、最大660mmのアーム伸長とUSBポート付きで利便性も◎
こちらもクランプ・グロメット両対応、さらにVESA規格準拠で設置も安心。
視野が広がることで、没入感と姿勢の快適さを両立できます。
対応モニターサイズ | 27インチから49インチまで |
---|---|
最大荷重 | 16kgまで |
調整範囲 | 最大高さ:475mm 最大伸幅:660mm |
取り付け方式 | クランプ式・グロメット式の2種類 |
カラー | グレー・ホワイト |
価格 | ¥21,490(税込) |
高め位置にモニターを設置可能
モニターアーム シングル ガススプリング式 13~35インチ対応
13〜35インチ対応&最大12kgまで支えるパワフルなシングルモニターアーム。最大560mmの高さ調整と660mmのアーム伸長で、広いデスクや高めの設置にも柔軟に対応します。
角度・前後・回転の調整も自在で、姿勢改善や省スペース化にもぴったり。
VESA規格・クランプ&グロメット両対応で設置性も安心の一本です。
対応モニターサイズ | 13インチから35インチまで |
---|---|
最大荷重 | 2〜12kgまで |
調整範囲 | 最大高さ:560mm 最大伸幅:660mm |
取り付け方式 | クランプ式・グロメット式の2種類 |
カラー | ブラック・ホワイト |
価格 | ¥15,450(税込) |
データ転送もできるドッキングステーション付き
モニターアーム シングル ドッキングステーションベース付き 13~34インチ対応
USB-C・HDMI・LANなど8ポートを搭載したドッキングベース付きモニターアーム。13〜34インチ対応で最大10kgまで支え、高さ570mm・アーム伸長660mmの広い可動域も魅力。
ケーブル整理&機器接続をアーム1本で完結できるので、配線まわりが劇的にスッキリ。効率と快適性を両立したハイエンド仕様です。
対応モニターサイズ | 13インチから34インチまで |
---|---|
最大荷重 | 2〜10kgまで |
調整範囲 | 最大高さ:570mm 最大伸幅:660mm |
ドッキングステーション | HDMI 4K@60Hz ×1 RJ45 1000M ×1 3.5mm Audio 24bit@96KHz ×1 USB-C PD in 100W ×1 USB-C 75W ×1 USB-C 7.5W ×1 USB-A 3.0 ×2 |
取り付け方式 | クランプ式・グロメット式の2種類 |
カラー | ブラック・ホワイト |
価格 | ¥60,350(税込) |
デュアルモニター対応モデル
モニターアーム デュアル ガススプリング式 13~35インチ対応
13〜35インチ・最大12kgのモニターを2台まで設置できるデュアルアームモデル。
最大560mmの高さ調整と660mmのアーム可動で、視線や姿勢も自由自在です。
マルチタスクや広々とした作業空間を実現し、長時間作業の疲労も軽減します。
VESA対応・取付簡単・5年保証付きで、快適なデスク環境をすぐに手に入れたい方に最適です。
対応モニターサイズ | 13インチから35インチまで ※デュアルモニター対応 |
---|---|
最大荷重 | 2〜12kgまで |
調整範囲 | 最大高さ:560mm 最大伸幅:660mm |
取り付け方式 | クランプ式・グロメット式の2種類 |
カラー | ブラック・ホワイト |
価格 | ¥23,250(税込) |
導入後のQ&A|よくある悩みと解決策
モニターアームは便利な一方で、設置や調整に不安を感じる方も多いはず。
ここでは、実際によくあるお悩みとその対策をQ&A形式でまとめました。
Q:アームが下がってくる・傾くんですが?
A:ガス圧・関節の締め直しで解決できます。
モニターの重さとアームのガス圧が合っていない場合、ゆっくりと下がってくることがあります。
付属の六角レンチでアームの関節部を締め直せば、好みの位置でしっかり固定可能。最初は「やや硬め」が安心です。
Q:机に傷をつけたくないのですが…
A:クランプ設置時にゴムパッドの併用を。
クランプ式はしっかり固定できますが、デスクの天板に直接当たると傷の原因になることも。
多くの製品に付属するゴムパッドや緩衝材を忘れず使いましょう。自分でフェルトシールを追加するのもおすすめです。
Q:女性1人でも取り付けはできますか?
A:可能ですが、重さとバランスに注意!
アーム本体は軽量なモデルも多いため、基本的には1人でも組み立て可能です。
ただし、モニター取り付け時は一時的にバランスを崩しやすいため、可能なら誰かに少し支えてもらうと安心。作業時間は30〜40分が目安です。
【失敗談】買い替えでわかったモニターアーム選びの盲点
初めてのモニターアーム選び、安さや見た目だけで決めてしまうと、思わぬ落とし穴があることも。
ここではわたしや身の回りのリアルな失敗談を通して、選び方の注意点をお伝えします。
安さで選んだ結果…「動きが硬すぎて使わなくなった」
最初に選んだのは、価格優先で買った3,000円台のアーム。設置はできたものの、角度調整のたびに“ギシギシ”音がして、角度を変えるのにも力が必要。
結果、位置固定でしか使えず、せっかくの「可動式」の意味がなくなってしまいました。
対応サイズギリギリで設置…結果、不安定に
友人が選んだのは、スペック上は対応と書かれていた32インチのモニター。しかし実際に取り付けてみると、アームが下がってきたり揺れたりと安定せず。
結局、耐荷重やサイズに余裕のある上位モデルに買い替えることにしたそう。最初からワンランク上を選んでおけば、手間も出費も減らせたと後悔…。
こうした体験から、モニターアーム選びは「スペック余裕&スムーズな可動性」が鍵だと実感しました。

見た目や価格だけでなく、実用性にも目を向けて選ぶことを強くおすすめします。
あると便利な+αアイテムも紹介
モニターアームを導入するだけでも作業環境は格段に快適になりますが、さらに“整ったデスク”を目指すなら、+αのアイテム導入もおすすめです。
ここからは、使って便利だと感じたアイテムを3つご紹介します。
配線まとめバンド/ケーブルスリーブ
せっかくデスクが広くなっても、ケーブルがバラバラだと一気にごちゃついた印象に。
配線まとめバンドやスリーブを使えば、アームに沿ってスッキリまとめることができ、見た目も機能性も◎。
デスク下の掃除もラクになります。
モニターライト(画面の映り込み防止)
照明の位置によってはモニターに反射して目が疲れやすくなることも。そんなとき役立つのが、モニター上部に取り付ける“バー型ライト”。
画面への映り込みを抑えつつ、手元をやさしく照らしてくれるので、夜間作業や読書にもぴったりです。
まとめ|モニターアームは“見た目と作業効率”を同時に変える!
モニターアームは、たった1つ導入するだけで「作業効率」と「デスクの見た目」の両方に大きな変化をもたらす優秀なガジェットです。
- 1万円前後の投資で、デスクが一気にプロ仕様へ
- スペースが広がることで、物理的にも心理的にも“余裕”が生まれる
- 正しい姿勢を保ちやすくなり、肩こり・眼精疲労の予防にも◎
- 視線移動が減って、集中力も自然とアップ
まさに「1台2役以上」の価値があるモニターアーム。あなたのワークスペースにも、そろそろ導入のタイミングかもしれません。
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